大竹秀典が渡米 ドグボエの統一戦プラン粉砕なるか
2018年8月19日 17時35分
2018年8月19日 9時52分
北アイルランド・ベルファストのウィンドソール・パーク・スタジアムで18日行われたトリプルヘッダーの一つ、WBC世界フライ級タイトルマッチは、王者クリストファー・ロサレス(ニカラグア)が挑戦者パディ・バーンズ(英)に4回3分KO勝ち。4月、日本で計量失格の比嘉大吾(白井・具志堅S)をストップして獲得したベルトの初防衛を果たした。
スタンドの声援を背にするバーンズはプロ6戦目ながらアマ時代、北京&ロンドン五輪L・フライ級銅メダルの実績を持つ。身長、リーチで勝るロサレスにバーンズは2、3回とパンチを巧打。しかし4回、バーンズが左フックを腹へ決めたところへロサレスが右ボディーをリターン。キャンバスでもがき苦しむ挑戦者に10カウントが数えられた。
メインのWBOフェザー級暫定王座タイトルマッチは、地元ベルファストの暫定王者カール・フランプトン(英)が挑戦者5位ルーク・ジャクソン(豪州)に9回1分21秒TKO勝ちで防衛成功。
“ジャッカル”の異名を持つフランプトンが前回のノニト・ドネア戦を上回る出来でスタートから優勢。3回には右強打、左右を浴びせジャクソンをたじろがせる。4回、反撃の姿勢を見せた豪州人だが、再びフランプトンが主導権を握り、6回には右アッパーを痛打した。
8回、右ボディーで倒したフランプトンが9回、追い込むと、ジャクソンのコーナーがタオルを投入した。フランプトンはリングサイドで観戦したIBFフェザー級王者ジョシュ・ウォーリントンとの英国人対決がクローズアップされている。Photos/SUMIO YAMADA
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