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大竹秀典が渡米 ドグボエの統一戦プラン粉砕なるか

2018年8月19日 17時35分

 WBO世界S・バンタム級タイトルマッチに出場する前OPBF同級王者の大竹秀典(金子)が19日、羽田空港発の便でアメリカに旅立った。王者アイザック・ドグボー(ガーナ)との一戦は25日(日本時間26日)、米テキサス州クレンデールのヒラリバー・アリーナでゴングとなる。

ロサンゼルス経由でフェニックス入りする大竹

 大竹は14年11月、英国でのWBA王座挑戦に続く海外での世界挑戦。海外は慣れたものと思いきや、今回はアメリカとあって勝手が違う様子だ。記者会見やインタビューなどの行事に加え、アリゾナ州の規定で37歳以上の選手に課せられる体力測定を含めたメディカルチェックもあり、現地入り後は「あまり暇はなさそう」(大竹)とのことだ。

 アメリカで初めての試合であり、計量後の日本食や現地でボクシングジムが使えるかどうかなど、いくらか不安を残しての出発となるが、日本でやれることはすべてやった。「しっかり仕事をしてきたい」という言葉は大竹らしい。

 練習以外でも、トランクスは勤務先の横浜ビールを意識した特注品を用意した。くすんだゴールドを基調に腰の部分は泡の白。ビールと泡の割合はおいしく飲めると言われる“黄金比率”7対3にこだわった。

 試合前の予想は、23歳で勢いのある無敗チャンピオンが優勢と言われる。既にドグボーが岩佐亮佑(セレス)から王座を奪ったIBF同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)と統一戦をするという報道も現地では流れている。これを耳にした37歳の大ベテランは「そんなことはさせない」と断言。リングの上でみんなを黙らせる決意だ。

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