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木村翔が前世界王者の京口とスパー 田中対策着々

2018年8月22日 18時26分

 WBO世界フライ級チャンピオンの木村翔(青木)が22日、都内のジムで前IBF世界ミニマム級王者の京口紘人(ワタナベ)との4ラウンドを含む8ランドのスパーリングを行った。木村は9月24日、名古屋市の武田テバオーシャンアリーナで3階級制覇を狙う田中恒成(畑中)と3度目の防衛戦を行う。

木村(左)も京口も好戦的なタイプ、スパーも打撃戦に

 木村がキャリア最大の難敵を迎えるにあたり、無敗の前世界王者、京口の協力を得た。L・フライ級転向を宣言した京口が「練習前で56.1キロ」と木村並みの体格だったこともあり、エアコンなしの蒸し暑いジムでは、互いに激しく打ち合う迫力満点のスパーが展開された。

 アマチュア時代に田中と対戦経験のある京口は「木村さんはプレッシャーがすごいし、ジャブ、右ストレートが強い。3、4ラウンドならさばけるかもしれないけど、12ラウンドになると…」とチャンピオンの圧力に舌を巻いた。

練習後の木村(右)と京口、互いに次戦の健闘を誓い合った

 木村は「京口くんは田中選手とタイプは違うけど、アマ上がりのコンビネーションの速さは似ているところもある。いい練習になった」とこちらも手ごたえ十分。スパーリング後は情報交換を行い、9月25日に世界前哨戦が決まった京口と健闘を誓い合った。

 スピードとテクニックが売りの田中を攻略するため、木村はスパーリングを数多く重ねているところ。月曜に9ラウンド、この日8ラウンド、あす木曜もスパーをして、土曜には12ラウンドを予定。「タイに行くまでにスタミナをつける」と木村。26日から2週間は地獄のタイ合宿となる。

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