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堤聖也が打撃戦でホープ対決制す DANGAN-B級戦

2018年9月4日 21時49分

「DANGAN・B級トーナメント」決勝が4日、後楽園ホールで行われ、バンタム級は平成国際大出身の堤聖也(ワタナベ)が稲元純平(熊谷コサカ)とのホープ対決を制し、デビュー3連勝で優勝を飾った。

堤(右)は打ち合いながらも冷静さが光った

 フライ級は近大出身の芝力人(RK蒲田)が勝利。フェザー級は17年全日本新人王の佐々木蓮(ワタナベ)が中川兼玄(三迫)を振り切り、デビューから無傷の8連勝(5KO)をマークした。

◇バンタム級6回戦 (B級T)
堤聖也(ワタナベ)[TKO3回1分35秒]稲元純平(熊谷コサカ)

 この1年以内にB級デビューした2人のホープが初回から激しくパンチを交換した。抜け出したのはアマ101戦84勝17敗の堤だった。パンチを上下に打ち分け、防御も意識して2回に右カウンターでダウンをゲット。その後は激しく抵抗する19歳の稲元と打撃戦を演じ、3回にヒッティングで稲元が出血してストップとなった。

 これまでの2試合は格下が相手で「きょうがデビュー戦のつもりだった」という22歳の堤は「8オンスは怖いと思った」とアマとプロの違い素直にを実感。それでも「次はランカーと対戦したい」と話し、リング上と変わらない強気な姿勢を見せた。敗れた稲元は1勝1敗。

芝(右)はアッパーを有効に使ってストップ勝ち

◇フライ級6回戦(B級T)
芝力人(RK蒲田)[TKO5回2分24秒]田中康寛(輪島功一S)

 芝が初回からパワフルなパンチを振るい、2回に右アッパーでチャンスを作った。田中もボディ攻撃で対抗したが、4回にも左アッパーを効かせた芝が5回に左ボディでダメージを与えたところでストップとなった。芝は2勝1敗。田中は5勝4敗2分。

佐々木(左)は苦しみながらも要所で左を決めた

◇フェザー級6回戦(B級T)
佐々木蓮(ワタナベ)[2-0(58-57、58-56、57-57)]中川兼玄(三迫)

 17年全日本新人王のサウスポー佐々木はサイドに周りながら左を打ち込み、主導権を握るかに見えた。しかし、右のショートで圧力をかける中川が、ボディ攻めで食い下がって佐々木を苦しめる。佐々木は見せ場を作ることはできなかったが、有効打で上回って勝利した。佐々木はデビューから8連勝(5KO)。中川は5勝3KO6敗。  

◇53.0キロ6回戦
村地翼(駿河男児)[TKO1回1分50秒]池上渉(郡山)

◇S・フェザー級6回戦
粟田祐之(KG大和)[3-0(59-55×2、60-54)]橋口雄斗(石川・立川)

◇68.0キロ6回戦
鈴木基伸(角海老宝石)[TKO2回2分32秒]石澤一路(オサム)

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