元世界王者の小國が現役復帰 12.1再起戦で来年勝負
2018年9月26日 16時36分
2018年9月25日 20時38分
前IBF世界ミニマム級チャンピオンでL・フライ級にクラスをあげた京口紘人(ワタナベ)が25日、後楽園ホール「ガッツファイティング」のメインに登場。WBA同級6位など3団体で世界ランク入りしているチボ・モナベザ(インドネシア)に勝利した。
IBF王座を2度防衛後に返上したは初回からサウスポーのモナベザに圧力をかけた。左を狙うボナベザはコンビネーションにスピードがあり、バランスもいいが、怖さは感じさせないという印象。京口は距離を詰めると、得意の左ボディブローを打ち込んでいった。
両者ともに近距離でパンチを交換する中、京口は3回に左フックをカウンターで決めてボナベザをキャンバスに転がす。ボナベザは立ち上がって果敢に反撃したが、4回に再び左フックでダウン。さらに左アッパーでダメージを与えたところでストップとなった。
既にL・フライ級でWBAとWBCで2位、IBF5位にランクされる京口は11勝8KO。「左フックで倒したことはあまりなかったのでよかった。L・フライ級で必ず2階級制覇します」と宣言した。
渡辺均会長によると、10月21日にフィリピンのマニラで行われるIBF・L・フライ級王座決定戦、フェリックス・アルバラード(ニカラグア)vsランディ・ペタルコリン(比)の勝者にターゲットを定める可能性があるという。
初黒星のモナベザは18勝8KO1敗2分。試合の模様は10月5日(金)深夜2時52分から放送される。
◇ミニマム級6回戦
重岡銀次朗(ワタナベ)[TKO3回1分22秒]サンチャイ・ヨッブン(タイ)
熊本・開新高で高校5冠を達成した重岡がプロデビュー戦。いきなりセミに抜擢されたホープは大きな期待にこたえた。
サウスポーの重岡は初回から積極的にコンビネーションを打ち込み、左をボディにも打ち込んでサンチャイを追い込んだ。4戦4KO勝ちの21歳サンチャイも闘志を見せたが、儀打つは重岡が1枚も2枚も上。3回に右フックを効かせ、追撃でダウンを奪うと、立ち上がったサンチャイに左ボディを決め手フィニッシュした。
初陣を飾った18歳は「お客さんがいっぱいいて、こんな景色は初めてなので、やっていた楽しかった。自分は世界しか目指していないので覚えてほしい」と笑顔で語った。
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