WBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー（米）vs挑戦者タイソン・フューリー（英）のタイトルマッチのプレゼンが前日のロンドンに続き、2日（日本時間3日）ニューヨークの海・空軍＆宇宙ミュージアムで開催された。注目の一戦は12月1日、ロサンゼルスのステープルズ・センターで挙行される。

　ロンドンではフューリーの挑発に対しワイルダーが突き飛ばす場面もあった。この日はフィジカルコンタクトこそなかったものの、両者のののしり合いが白熱。試合を全米にPPV放映するショータイムの進行役の質問に激しいトークバトルを演じた。

　目立ったのはフューリーがステージ上を縦横に闊歩し、何度もワイルダーの鼻先三寸で言葉を浴びせるショーマンぶり。また肩を交互に動かせてワイルダーのパンチをかわすパフォーマンスを見せ、王者を挑発した。これに対してワイルダーは「お前をノックアウトする」と連呼して対応。最後は収拾がつかなくなり、“お開き”となった。

　プレゼン最終日の3日（日本時間4日）はロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで両者は対面する。これまでの様子からどんなハプニングが起こるか興味津々だ。Photos by Amanda Westcott/SHOWTIME