2019年10月5日土曜日

17階級で42王者 WBAの王者乱立にWBO会長苦言

 WBOのフランシスコ“パコ”バルカルセル会長がライバル団体WBAの目に余るチャンピオン増殖に非難の声を上げた。「全17階級に世界チャンピオンと名乗るタイトルホルダーが42人もいる」と同会長はWBAをこき下ろす。

田中の防衛戦で8月に来日したバルカルセルWBO会長(左)

「友人のヒルベルト・メンドサJr会長には都合がいいだろうが、私には理解できない。ライターやテレビのコメンテーターが“スーパー”、“レギュラー”、“暫定”、“ゴールド”を一緒くたにしてしまう。たとえばヘビー級は王者が4人も存在する。S・ミドル級やS・ウェルター級も同じ。私はとても黙っていられないし、リスペクトすることができない」

 同会長の不満はWBCへも及ぶ。カネロ・アルバレスがシフトしたフランチャイズ王者に言及した後、9月、2度争われた“マヤ・ベルト”を「WBCタイトルとは何も関係のないベルト」と強調した。その2試合とはタイソン・ヒューリーvs.オト・ヴァリンのヘビー級12回戦とハイメ・ムンギアvs.パトリック・アロティのWBO・S・ウェルター級タイトルマッチが該当する。