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清水聡「左がキレる!」 ホープ上原とOPBF防衛戦

2018年10月12日 16時54分

 ロンドン五輪銅メダリストでOPBFフェザー級チャンピオンの清水聡(大橋)が12月3日、後楽園ホール「第66回フェニックスバトル」で同級5位の上原拓哉(アポロ)と4度目の防衛戦を行うことになった。両陣営が12日、それぞれ横浜と大阪で記者会見を開いて発表した。

左から松本トレーナー、清水、大橋会長

 WBC5位、IBF4位にランクされる清水は「この間、井上尚弥の素晴らしい試合を見た。大橋ジムの勢いも増しているので、僕もいい試合をして、世界につなげたい」と決意表明した。

 世界の舞台に立つべく、清水は着々と準備を進めている。日々のロードワークや、週1回の階段トーレニング、これまで5度実施している大阪でのフィジカルトレーニング合宿を通して下半身の強化が進み、最近は「左のパンチのキレがすごくいい」とのこと。今回も口には出さないが、無傷の8連続KO勝利を狙っているのは間違いない。

 大橋秀行会長は「来年には世界をやらせたい」としており、「やってくれるなら(4団体)だれでもいい」と清水。デビューから16勝10KO無敗のホープを叩いてさらに勢いをつけるつもりだ。

ビッグチャンス到来の上原と度紀会長

 一方、 タイトル初挑戦が決まった上原は「感覚では僕が10-0で不利。この1ヵ月追い込んで必死に練習します。清水チャンピオンは立ち合ってみないとわからないが、拳が硬いと聞いています。自分の長所は足だと思うので、試合では足の運びに集中して、打たせないボクシングを徹底して戦います」と決意を語った。

 度紀嘉男・アポロジム会長は「今月9日の試合の1週間前にタイトル挑戦が決まったと伝えたが、今までのベストの試合運びで4回TKO勝ちした。入門して5年目。真面目に練習する選手なので、ベストコンディションで臨ませて、奇跡を起こさせる」と言葉に力をこめた。

 なお、当日はセミで日本S・バンタム級9位の丸田陽七太(森岡)と日本フェザー級12位の溜田剛士(大橋)によるホープ対決が発表済み。ともにデビューから2勝2KO、東農大出身の桑原拓(大橋)と近大出身の木山鷹守(渥美)のL・フライ級8回戦も組まれた。ほかに決定済みのカードは以下の通り。

◇S・フェザー級8回戦
岡田誠一(大橋=元日本同級王者)vs荒木貴裕(極東=日本同級9位)

◇バンタム級8回戦
中嶋一輝(大橋)vs宇津見義広(ワタナベ)

◇バンタム級8回戦
中澤奨(大橋)vs未定

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