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前IBF王者の岩佐が現役続行 挑戦者決定戦交渉中

2018年10月12日 18時18分

 前IBF世界S・バンタム級チャンピオンの岩佐亮佑(セレス)が12日、千葉県柏市内のジムで記者会見を開き、現役続行を発表した。岩佐は8月のV2戦で、指名挑戦者のTJ・ドヘニー(アイルランド)に判定負けし、王座から陥落。去就が注目されていた。

「純粋にボクシングを楽しみたい」と岩佐

 28歳の岩佐は敗戦直後「8割は引退する気持ちだった」という心境だったそうだが、「純粋に自分の大好きなボクシングをのびのびとやりたくなった」と9月に入って現役続行を決意。「たぶんやるなと思っていた」というセレス小林会長もこれを認めた。

 ドヘニー戦ではあまり手が出ず「ボクシングの本質である、どつきあうことを忘れていた」と岩佐。昨年9月に世界王座を獲得した際にスポンサーからプレゼントされたフェラーリを返却し、初心に返って再起ロードを歩む。

 復帰戦の時期は未定ながら、小林会長によると、現在はIBF同級3位にランクされており、1位と2位は空位のため、IBFから指名挑戦者決定戦の指令が出ており、年明けにも実現する可能性があるという。

 岩佐は15年2月、IBFバンタム級挑戦者決定戦に出場することが決まったが、対戦相手が直前のけがで来日できず、そのままリー・ハスキンス(英)との暫定王座決定戦に挑んで敗退した。

 16年11月にはIBF・S・バンタム級挑戦者決定戦が決まったものの、相手の体重超過でそのまま挑戦権を得た経緯がある。もし今回の一戦が実現すれば3度目の挑戦者決定戦。岩佐は「挑戦者決定戦に縁はないけど、運はあるんです」と話していた。

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