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バランチェクIBF新王者 プログレイス大差勝利

2018年10月28日 16時48分

 ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)S・ライト級の初戦(準々決勝)2試合が27日(日本時間28日)、米ルイジアナ州ニューオーリンズのレイクフロント・アリーナで行われた。

バランチェク(右)は7回で試合を決めた

 結果はイバン・バランチェク(ベラルーシ=IBF2位)が同3位アンソニー・イギット(スウェーデン)に7回終了TKO勝ち。空位のIBF・S・ライト級王座を獲得。WBC同級ダイヤモンドベルト王者レジス・プログライ(米)は前WBOライト級王者テリー・フラナガン(英)に12回判定勝ちを飾った。

 バランチェクvsイギット戦は馬力で勝るバランチェクが強打を振るって押し気味に進める。早くもイギットは左目を負傷。その後も断続的に仕掛けるベラルーシ人がアドバンテージを掌握した。

 7回、倒れたイギットに加撃したペナルティで減点1を科されたバランチェクだが、スウェーデン人にダメージを与えて攻勢をアピール。インターバルで左目が悪化したイギットにストップがかかった。

 テレンス・クロフォード(米)が統一したベルトの一つを受け継いだバランチェクは19勝12KO無敗。初黒星のイギットは21勝7KO1敗1分。バランチェクは準決勝で来週スコットランドで行われるジョシュ・テイラー(英)vsライアン・マーティン(米)の勝者と対戦する。

プログレイス(左)はフラナガンを寄せ付けなかった

 メイン格のプログレイスvsフラナガンは、地元出身のプログライがパワーとディフェンス技術で序盤から優勢。前WBOライト級王者フラナガンも抵抗するが、8回プログライはダウンを奪い、追撃で畳みかける。

 左目をカットした英国人はグラつきながらもピンチを乗り切る。プログライは終盤、再び圧力を強化し11、12回ストップ寸前に追い詰め勝利のダメを押した。

 公式スコアは119-108、118-109、117-110でプログライの勝ち。準決勝でWBA王者キリル・レリク(ベラルーシ)と対戦する。Photos/SUMIO YAMADA

■WBSS・S・ライト級準決勝組み合わせ

キリル・レリク(WBA王者)
    vs
レジス・プログレイス(WBCダイヤモンド王者)

イバン・バランチェク(IBF王者)
    vs
ジョシュ・テイラーvsライアン・マーティンの勝者

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