ノックアウトV6 乱戦の末ロハスを返り討ち
2018年12月1日 11時50分
2018年11月30日 19時34分
WBO女子世界ミニマム級タイトルマッチ10回戦(12月1日、大阪市・エディオンアリーナ大阪第二競技場)の調印式、記者会見、前日計量が30日、同アリーナで行われた。
2度目の防衛に臨むチャンピオン、江畑佳代子(42=ワタナベ)、アジアパシフィック同級王者で、WBA、IBFに続く3団体目のベルト獲得を目指す多田悦子(37=真正)はともに47.3キロでリミットの47.6キロをパスした。
3月に16連勝中の韓国の実力選手を2-0判定で破って初防衛に成功した江畑は「若い選手と戦っていくと思っていましたが、女子ボクシングを引っ張る元世界王者の多田さんの挑戦を受けることになり、リングに上がる意気込みと楽しみが倍増しました」とベテラン対決に意欲十分。
「サウスポーと戦うのは10年ぶり。左ストレートをもらわない対策を練習してきました。やっとの思いでつかんだ執念のかたまりのベルト。必ず守ります」と防衛への決意を語った。
多田は昨年1月、中国のマカオでIBF世界ミニマム級王座挑戦も1-2の判定負け。11月に柴田直子(ワールドS)を3-0の判定で下し、WBOアジアパシフイックタイトルを獲得、1年ぶりのリングとなる。
多田は「マカオでの世界戦の悔しさもあり、この1年は苦しかった。人間的に尊敬している江畑さんと戦うとは思ってもみなかったが、江畑さんが大事にしている重みのあるベルトを獲りにいきます」と必勝宣言。
創設時代から女子ボクシングを牽引してきたベテラン2人の対決は興味深い。江畑は11勝6KO7敗、多田は17勝5KO3敗2分。
世界戦のセミは、WBO女子アジアパシフック・ミニマム級王座決定8回戦、佐伯霞(真正)vsワーサナー・カムディー(タイ)。東京五輪を目指していた佐伯は近大ボクシング部を中退してプロ入りし2勝1KO。アジアタイトルを手にして世界を狙う。
アンダーカードでOPBF女子フェザー級タイトルマッチ8回戦、王者・藤原芽子(真正)vs三好喜美佳(川崎新田)、同アトム級王座決定8回戦、慶美奈代(真正)vs松田恵里(TEAM10COUNT)があり、6回戦、4回戦各1試合の計6試合すべて女子。関西では初の女子ばかりの興行となる。
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