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ノックアウトV6 乱戦の末ロハスを返り討ち

2018年12月1日 11時50分

 タイのチョンブリーで29日行われたWBA界ミニマム級タイトルマッチは、王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ=本名タンマンノーン・ニヨントローン)が挑戦者1位バイロン・ロハス(ニカラグア)に12回3-0判定勝ち。2年半前ロハスから奪取した王座の6度目の防衛を果たした。

 序盤から試合はパンチ交換よりもクリンチ、ホールドの多い荒れた攻防となった。3回あたりからフック、アッパーで腹を攻めるノックアウトに、王座を明け渡してから8連勝で念願の再戦が実現したロハスは左フックを返して対抗。だがノックアウトは馬力にまかせてボディー攻撃を仕掛け中盤を乗り切る。

 ヘッドバットで右目をカットしたロハスに終盤、ノックアウトは頭から入る場面が目立ち試合はまた荒れ模様。王者はローブローで2度注意を受けたが減点はなし。そのまま押し切ったノックアウトが115-113、117-111、116-112のスコアでベルトを守った。

 同じのタイのWBC王者ワンヘン・ミナヨーティンの対抗王者ノックアウトは19勝7KO無敗。ロバスは25勝11KO4敗3分。

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