井上尚弥 KOの過大な期待も「自分のスタイル貫く」
2019年5月16日 1時21分
2019年5月15日 22時18分
WBAフェザー級タイトルマッチ12回戦(5月26日、中国・江西省撫州市)で王者、徐燦(シュ・ツァン=中国)に挑戦する同級10位、久保隼(真正)が15日、神戸市垂水区の真正ジムで最終調整に入った練習を公開した。山下正人・真正ジムのミットめがけて連打を打ち込み、「以前より力強さが出てきたと思う」と仕上がりの良さをアピールした。
17年4月にWBA世界S・バンタム級王座を獲得した久保は同年9月の初防衛に失敗。18年4月、世界挑戦経験がある大沢宏晋(オール)とのサバイバルマッチを制して、再起を図り、12月に世界前哨戦を予定していた。しかし、10月、練習中に右目を痛めて休養。モノが二重に見える症状の神経マヒだったが、今年3月に手術を受けて回復した。
手術前は眼帯をつけて走り込みを行うなど体力維持に努め、3月から本格的にジムでのトレーニングを開始、これまで70ラウンドのスパーリングを積み、17日に最終スパーリングを行う予定。山下会長は「これまでの世界戦よりは少ないが、初めて敗戦を喫した世界戦や、意地の戦いとなった大沢戦でいろいろ経験を積んだことで、レベルアップして内容の濃いメニューをこなしている」と久保の成長ぶりに手応えを感じている。
初の海外試合となる久保は「チャンピオンは気持ちが強い選手と思う。アウェーは気にしない。いつも通り自分のボクシングをするだけで、気持ちで負けない戦いをします」と決意を語った。練習では踏み込んでの左ボディストレートを放ち、2冠獲得の鍵はボディ攻撃と、強く意識しているようだ。久保は22日に現地入りする予定。
25日は久保と同じ会場で木村翔(青木)がWBA・L・フライ級王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)に挑戦、こちらも2階級制覇を目指す。
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