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関西学生は三つ巴で最終週へ 大阪商大やや優位か

2019年6月10日 10時12分

 第73回関西学生ボクシングリーグ第4週は9日、大阪・吹田市の関西大学ボクシング場で1部、2部リーグ5試合が行われた。4校が2勝1敗で並ぶ混戦となった1部は、大阪商大が関西大を9-0で完封。芦屋大も関西学院大を8-1と寄せ付けなかった。2勝1敗同士の近大ー同志社大学は最終ミドル級決戦までもつれ、近大が5-4で前年王者の面目を保った。

 この結果、近大、芦屋大、大阪商大が3勝1敗で並んだ。23日の最終日は近大ー芦屋大戦があり、大阪商大はリーグ戦4敗の関西学院と対戦する。2校が4勝1敗で並んだ場合、優勝は勝者数で決める。

 4週を終えた時点の勝者数は近大、芦屋大が25で大阪商大は24。近大、芦屋大は拮抗した対抗戦が予想されるため、大阪商大は関西学院戦で大きくポイントを落とさず勝利すれば5年ぶり4度目の優勝を飾ることができる。

 2部リーグは龍谷大が桃山学院大に5-2、立命館大が京都産業大に6-1で勝ち、ともに2戦全勝で23日の最終日に優勝をかけて戦う。

大阪商大はミドル級齊藤の勝利をもって関西大を完封

◇大阪商業大9-0関西大
 関西大は2人エントリーしなかった。大阪商大はフライ級の藤田龍馬(2年)が手数で優勢に立ち、3-2の判定勝ちしてスタートを切り、バンタム級は主将・池側純(4年)、内田匠吾(4年)が5-0のポイント勝ち。ライト級のルーキー・加藤一輝が手数で勝ってデビュー勝ち。重量級は細野勝梧(2年)、丸石迅矢(4年)が続き、ミドル級は齊藤翔太(3年)が関西大主将、宮本大樹(4年)との打撃戦を制した。

近大はミドル級細野が勝利、同志社大との接戦を制した

◇近大5-4同志社大
 近大はL・ライ級は欠場。フライ級・井上颯(4年)、バンタム級・井上彪(3年)の兄弟が同志社大の松本智哉(4年)、宮垣仁(2年)の肉薄を封じてポイント勝ち。続くバンタム2人目の坂本達也(3年)も上下にパンチを打ち分けて原田真都(1年)を判定で下した。

 同志社大はライト級の増田将(3年)がRSC勝ち、新人・梶原武蔵もデビューを飾り3-3に。L・ウエルター級は近大の中勇人(4年)、ウエルター級は同志社大の小林将太(3年)が打ち勝ち4-4のミドル級決戦に。近大・細野恭兵(4年)、同志社大・櫻井二世(4年)の主将対決となったが、細野が左右ボディーブローを中心に右ストレートもヒットして5-0でポイント勝ちした。

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