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アコスタまさかの王座転落 ソトが最終回KO勝ち

2019年6月22日 19時43分

 カンシオvsマチャドのセミで行われたWBO・L・フライ級タイトルマッチは番狂わせ。軽量級離れした強打の王者アンヘル“ティト”アコスタ(プエルトリコ)が挑戦者14位エルウィン・ソト(メキシコ)に12回23秒KO負け。4度目の防衛に失敗した。

ソトが最終回に逆転した

 これまで20勝20KO1敗。敗戦は3階級チャンピオン田中恒成(畑中)に喫したのみのアコスタ(48.97キロ)が2回、左フック、アッパーで攻め立てる。

 しかし3回、ソト(48.72キロ)の左右でアコスタは背中からダウン。4回にも王者にダメージを与えたソトに中盤アコスタは応戦。10回には自慢の強打を浴びせ挽回する。だが耐えたソトは最終12回、左フックで効かせ左右で追撃。主審が即ストップをかけた。

 ストップに不満のアコスタ(28)はトーマス・テイラー主審に詰め寄ったが、もちろん裁定は変わらず。殊勲のソトは22歳の新鋭。無名から一気に頂点へ昇った。15勝11KO1敗。Photo/SUMIO YAMADA

■L・フライ級世界王者
WBAスーパー 京口紘人(ワタナベ=V1)
WBA カルロス・カニサレス(ベネズエラ=V2)

WBC 拳四朗(BMB=V5)
※7月12日ジョナサン・タコニン(比)と防衛戦

IBF フェリックス・アルバラード(ニカラグア=V1)

WBO エルウィン・ソト(メキシコ)

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