元WBOミニマム級王者、福原辰弥が引退発表
2019年7月18日 16時26分
2019年7月18日 10時30分
ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は17日(日本時間18日)ミドル級統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が9月、メキシコの独立記念日に合わせた恒例のイベントに出場しないことをメディア宛に通達した。
カネロはここ2年、独立記念日に合わせたイベントで当時のミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と連続して対決。17年はドロー、18年は判定勝ちを収め王座を獲得した。
今年も9月(14日)ラスベガスでビッグイベントに出場が見込まれたが、話題に上がったL・ヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)は指名試合に臨むためひとまず消滅。一番関心を集めるゴロフキンとの第3戦あるいはWBO王者デメトゥリアス・アンドラーデ(米)との4冠統一戦も締結に至らなかった。
カネロはGBPを通じ「メキシコ人として国を代表する5月と9月の試合に出場するのは大きな誇り。しかし複数階級の世界チャンピオンとして、エキサイティングで拮抗した試合を提供する責任がある。それによりGBPと私のチームは今回、出場を見合わせた。これからファンを満足させるベストな試合と相手を求めていく」とメッセージを発信している。
予定では次は年末になるもよう。昨年スポーツ動画配信サービスDAZNと大型契約を結んだカネロは次回が3戦目となる。
ミドル級は先週、村田諒太(帝拳)がWBA正規王座を奪還。トップランクのボブ・アラムCEOは「村田をカネロと戦わせたい」と発言していたが、ミドル級戦線は混とんとしている。
■ミドル級世界王者
WBAスーパー サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)
WBA 村田諒太(帝拳)
WBCフランチャイズ サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)
WBC ジャモール・チャーロ(米)
IBF サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)
WBO デメトゥリアス・アンドラーデ(米)
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