垂水稔朗が挑戦者決定戦に前進 国本陸は日本4位KO
2019年4月6日 0時15分
2019年4月5日 23時49分
大阪帝拳ジム主催の「第79回ドラマチックボクシング」は5日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で行われ、メインのS・バンタム級8回戦は、日本S・バンタム級21位にランクされている辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)が松浦大地(30=ワタナベ)に初回2分7秒TKO勝ち、デビュー以来無傷の11連勝8KOをマークした。
アンダーカードのフェザー級8回戦は、日本S・バンタム級17位のテイル渥美(渥美)が堤本京介(大阪帝拳)に右ストレートをヒットして4回TKOで下した。
◇S・バンタム級8回戦
辰吉寿以輝(大阪帝拳)[TKO1回2分7秒]松浦大地(ワタナベ)
辰吉が電撃パンチを浴びせ、127秒で試合を終わらせた。松浦がボディへの左ジャブで主導権を握りにきたが、辰吉はしっかり練習を積んでいる左ジャブを正確にヒットしてプレスをかけた。左ボディを食い込ませて、ロープに詰めると右フックをヒットしてダウンを奪った。
立ち上がった松浦にパンチを集めて再びダウンさせると、ラッシュの手を緩めず松浦を青コーナーに押し込んで乱打、主審のストップと同時に松浦陣営からタオルが投入された。松浦は6勝2KO4敗2分。
初の1ラウンドKO勝利に辰吉は「思った以上の試合運びができた。必ず世界を獲るので応援よろしくお願いします」とリング上のインタビューで語った。
「いつなるかは言っていない。近未来ではないです。テンションが上がってしまって」と初の世界王者になるとの「公約表明」に照れていたが、「必ずいつかです」と父丈一郎に肩を並べる決意を示した。
「オヤジは最速は2ラウンドでしょ」と父超えのうれしさを表現した寿以輝に対して、父丈一郎は「本音を言えばもう少し余裕がほしい」と相変わらず辛口採点だったが、「アマチュアを経験していないので、キャリアを積むしかない。勝つことが自信につながる」と一定の成長ぶりを認めていた。
◇バンタム級8回戦
城後響(井岡)[3-0(79-73、80-74×2)]マルソン・カベラ(フィリピン)
◇フェザー級8回戦
テイル渥美(渥美)[TKO4回2分17秒]堤本京介(大阪帝拳)
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