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10.5元王者メリンド戦「KOをお見せしたい」

世界王者候補の中谷潤人 日本タイトル返上 
10.5元王者メリンド戦「KOをお見せしたい」

2019年7月22日 18時40分

 M.Tジムは22日に会見を開き、日本フライ級王者・中谷潤人の次戦を発表した。中谷は10月5日後楽園ホールの『ダイナミックグローブ』で、元IBF世界L・フライ級王者ミラン・メリンド(比)とノンタイトル10回戦を行う。同時に22日付で中谷が保持する日本タイトルを返上することも明らかにされた。

中谷(右)と日本挑戦者決定戦が決まった石澤

 19戦全勝14KOの中谷は将来の世界チャンピオンを期待されるホープ。今年2月に獲得した日本王座はなかなか中谷に見合う挑戦者に恵まれず、せっかく決まった6月の初防衛戦も相手のケガによりキャンセルとなった(試合は無冠戦で初回KO勝ち)。陣営はここで返上を決断し、より上のレベルに視線を向けることにした。

 今回のメリンド(現WBC・L・フライ級5位)は日本で八重樫東や田口良一、拳四朗らトップ選手と拳を交えたことでおなじみの選手。中谷はメリンドについて「タフな選手」と印象を述べたうえで、「そこを砕きたい。しっかりと勝ちたいです。分かりやすいKOをお見せできれば……」とKO宣言も。世界に向けた強烈なアピールをするつもりだ。

プロ転向の決まった神足(左)とのスパーを披露する中谷

 会見後は、M.Tジムからプロ転向を予定するアマ50勝20敗の神足茂利(日大出身)と3ラウンドのスパーリングを披露。懐の深いサウスポー・スタイルから丁寧に確認するかのように右ジャブ、左ボディショットを繰り出していた。

 またこの日の会見では、中谷と同門の石澤開(日本ミニマム級8位)の次戦も発表された。プロ入りして6連続KO勝ちの石澤は、9月21日に世界挑戦経験もある谷口将隆(ワタナベ)と挑戦者決定戦を行う。「このチャンスをつかみ取って、日本タイトル挑戦につなげたい。負けるつもりはありません」と石澤。

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