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2022年12月5日 月曜日

23歳の小林豪己がWBO・APミニマム級王者に 42歳の堀川謙一は返り咲きならず

 真正ジム、ミツキジム主催の3王座決定戦は4日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第一競技場で行われた。

  WBOアジアパシフイック・ミニマム級王座決定10回戦は、日本ミニマム級4位の小林豪己(23=真正)がWBOアジアパシフイック同級1位マルコ・ジョン・リメンツォ(23=フィリピン)に9回にダウンを奪って3-0判定勝ち。プロ5戦目でタイトルを獲得した。

9回にダウンを奪って勝利の小林

 東洋太平洋L・フライ級王座決定12回戦は、同級3位の堀川謙一(42=三迫)が同2位ジョイ・カノイ(29=フィリピン)の放った左アッパーで7回に沈み、タイトルの再奪取はならなかった。

 岩田翔吉(帝拳)のタイトル返上による日本L・フライ級王座決定10回戦は、同級1位の冨田大樹(25=ミツキ)と同2位の芝力人(27=真正)が激しい攻防を展開したが、ドロー判定でタイトルは空位のままになった。

 アンダーカードのバンタム級8回戦は、芦屋大中退でプロ入りした穴口一輝(22=真正)が世界戦の経験があるジョナサン・タコニン(35=フィリピン)をスピードあるフットワークで寄せ付けず完勝、デビュー4連勝(2KO)をマークした。

元世界王者の久保隼が引退式

 また、元WBA世界S・バンタム級チャンピオン久保隼(真正)の引退式も行われた。ジムの先輩の3階級世界王者、長谷川穂積さん、リングに復帰した元WBO世界ミニマム級王者、山中竜也(真正)から花束を受けた久保は「僕にとってボクシングは人生の教科書でした」と感謝の言葉を述べ、惜別のテンカウントを聞いた。久保は来春にはフィットネスジムを開いて、第二の人生を歩む。

◇WBOアジアパシフイック・ミニマム級王座決定10回戦
小林豪己(真正)[3-0(97-92×2、98-91)]マルコ・ジョン・リメンツォ(フィリピン)
 サウスポーのマルコが一発を狙いに来るが、小林は落ち着いて距離をキープ。打ち終わりに最新の注意を払ってマルコの連打を封じた。3回に右ボディを決めるとマルコの動きが落ちたのに反応。回を追うごとに上下を打ち分けてマルコの体力を消耗させ、9回にはニュートラルコーナーに追い詰めてボディを連打、決定的なダウンを奪った。

 相生学院高から芦屋大出身の23歳の小林はプロデビュー1年7カ月、5勝2KOの戦績でベルトを巻いた。「これからはミニマム級で面白いボクシングをしていきます」と小林。

ベテラン堀川は大の字に沈んだ

◇東洋太平洋・L・フライ級王座決定12回戦
ジョイ・カノイ(フィリピン)[TKO7回1分1秒]堀川謙一(三迫)
 42歳の堀川はこの試合が60戦目。再びOPBFタイトルを目指したが、サウスポーのカノイの力強いパンチに沈んでしまった。カノイは2回に右フックをヒットして、堀川の腰を落とした。このパンチはかなりダメージを与えたようで、堀川は前に出るボクシングができなくなった。

 それでもなんとか堀川は挽回を図っていくが、カノイの動きは素早く、堀川にパンチをまとめさせなかった。7回、堀川が必死で打って出たところにカノイの左アッパーがあごに命中。大の字に倒れた堀川を見た主審が即座に試合を止めた。新王者のカノイは19勝11KO5敗2分1無効試合。堀川は41勝14KO18敗1分。

冨田(右)と芝は無念のドロー

◇日本L・フライ級王座決定10回戦
芝力人(真正)[引き分け1-0(98-96、95-95×2)]冨田大樹(ミツキ)
 ともにジャブを主体に主導権を奪い合う展開が続いた。3回に芝が打ち合いにでるも、冨田が後半に攻勢を強めるなど一進一退。5回終了時の公開採点は芝が48-47×2、冨田が48-47と割れた。

 後半に入っても互いにパンチをまとめることができないまま。冨田が長いリーチを生かしてジャブでの攻勢点をアピールしたかに見えたが、最終10ラウンドは芝がボディからの連打で攻め込んだところで試合終了のゴング。両者とも両手を掲げて勝利を確信するも判定はドロー。冨田は最終ラウンドの失速が響いた。芝は練習で左目を痛めた影響からか、持ち味の左フックの切れがなかった。

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