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世界に前進するのは勅使河原弘晶か、大森将平か

【動画あり】注目S・バンタム級戦あすコング 
世界に前進するのは勅使河原弘晶か、大森将平か

2019年8月7日 16時23分

 OPBF・S・バンタム級タイトルマッチの計量が7日、日本ボクシングコミッションで行われ、王者の勅使川弘晶(輪島功一S)と挑戦者の大森将平(ウォズ)がともにリミットの55.3キロで合格した。

王者の勅使河原(左)と大森、どちらも自信満々だ

 勅使河原(19勝12KO2敗2分)はWBOアジアパシフィック・バンタム級、OPBF・S・バンタム級と王座を獲得し、これが同王座の2度目の防衛戦。世界ランキングはIBF8位まで上がってきた。

 今回に向けては4、6月に元WBC世界バンタム級王者、長谷川穂積さんの待つ神戸に出向いて2週間の合宿を張り「対サウスポーの技術を教えてもらった」。これまで試合1ヵ月前までは酒席に呼ばれれば顔を出していたが、長谷川さんの指導で2カ月前からの完全禁酒も実行。減量はかつてないほどうまくいったという。

 さらに「この試合のために人生をかけてやってきた」という勅使河原はS・ウェルター級で世界戦の舞台に立った亀海喜寛さんのコーチも受けて実力を磨いた。「強いヤツが上にいって、強いヤツがスターになる。大森自身もそれが分かる試合になる」と言い切った。

 一方、元日本バンタム級王者で、17年にマーロン・タパレス(比)と空位のWBOバンタム級王座を争って敗れたサウスポー大森(20勝15KO2敗)は「勝ったほうが世界に行く試合」と今回の一戦を位置付けた。

 リラックスモードの大森は「思ったよりも小さいですね。減量はきつそうに感じた」とさりげなく勅使河原を観察。「KOのイメージはできている。あるとすれば5ラウンド以内ですかね。日本人相手に5ラウンド以上いったことはあまりないので、そうなっても面白い試合になると思う」と余裕たっぷりにコメントした。

 あすのイベントは、、セミの日本L・フライ級タイトルマッチと6回戦1試合が中止となり、日本ライト級6位の有岡康輔(三迫)と東農大出身の鈴木雅弘(ワールドS)によるライト級8回戦がセミに昇格する。

 4回戦2試合、8回戦1試合、12回戦1試合と試合数が少なく、試合開始は18時15分。試合の進行が早まっても、メインは7時30分より前には行わない予定。

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