元世界2階級制覇王者のセレスティーノ・カバジェロ（パナマ）が母国で自伝（写真）を上梓した。カバジェロは2016年にコカイン10キロを所持しているところを現行犯逮捕されて現在は服役中。獄中からの自伝出版となった。

　身長180センチの長身ボクサー、カバジェロはWBA･S･バンタム級王座を10度防衛、さらにWBAフェザー級王座も獲得して2階級制覇を達成。11年大みそかに横浜文化体育館でスラッガーの細野悟（大橋）に判定勝ちを収めた試合を記憶しているファンも多いことだろう。

　14年10月の試合を最後に引退したカバジェロだが、薬物がらみの逮捕というファンの信頼を裏切る行為をしてしまい反省している模様。本を通して過ちを自らの語ることで罪滅ぼしをしようという狙いがあるようだ。