17階級で42王者 WBAの王者乱立にWBO会長苦言
2019年10月5日 9時40分
2019年10月5日 9時30分
「ビッグ・ドラマ・ショー」のキャッチコピーがつけられたIBF世界ミドル級王座決定戦の計量が4日行われ、前3冠統一統一王者“GGG”ことゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が159.2ポンド(72.21キロ)、IBF1位セルゲイ・デレフヤンチェンコ(ウクライナ)が159ポンド(72.12キロ)を計測。リミット160ポンドを合格。試合は明日5日(日本時間6日)ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)でゴングが鳴る。
ゴロフキン(39勝35KO1敗1分)は今回でMSG登場は7戦目。これまで6勝5KOとゲンのいいリングで王者復帰を目指す。このタイトルは昨年ゴロフキンがデレフヤンチェンコとの指名試合を回避したため王座はく奪。ダニエル・ジェイコブス(米)vsデレフヤンチェンコで決定戦が行われ、ジェイコブスが2-1判定勝ちで戴冠した。
その後、ゴロフキンとの再戦に勝ちWBA・WBC統一王座に就いたカネロ・アルバレス(メキシコ)がジェイコブスを下し3冠統一王者となったが、デレフヤンチェンコとの防衛戦が締結できなかったためはく奪された王座をこの一戦で争う。
因縁のカードはゴロフキン有利の予想が出ているが、両者の共通の対戦者ジェイコブスとゴロフキンも接戦を強いられており、デレフヤンチェンコ(13勝10KO1敗)は侮れない相手と見られている。
セミ格のWBAインターナショナルS・ウェルター級戦は、王者イスライル・マドリエフ(ウズベキスタン=WBA6位)が153.4ポンド(69.58キロ)、挑戦者アレハンドロ・バレラ(メキシコ)が152.5ポンド(69.17キロ)でリミット154ポンドをクリア。
またWBAインターコンチネンタルS・ライト級王座決定戦は、WBSSに参戦したイバン・バランチェク(ベラルーシ)が139.6ポンド(63.32キロ)、相手のガブリエル・ブラセロ(米)がリミット140ポンド(63.50キロ)をマークした。Photo by Ed Mulholland
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