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ドネアが中止を表明 8.14カシメロとのバンタム級統一戦

2021年7月1日 12時34分

 WBC世界バンタム級チャンピオンのノニト・ドネア(フィリピン=写真左)が自身のSNSで8月14日にアメリカで予定されていたWBO同級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン=同右)との2団体統一戦をキャンセルすると明かした。

 ドネアはその理由を「VADA(ボランティア・アンチドーピング協会)への書類提出が5日間遅れたため、この試合をキャンセルした」などと説明。カシメロ陣営にかなりの不信感を抱いているようだ。カシメロをプロモートするMPプロモーションのショーン・ギボンズ氏はリング誌の取材に対し「(ドネア陣営と)いくつかの問題を解決しようとしている」と述べているが…。

 カシメロは当初、8月14日にWBA“レギュラー”王者のギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)と対戦すると発表されたが、WBAスーパー&IBF王者、井上尚弥(大橋)の防衛戦が行われた日に、両陣営がリゴンドウではなくカシメロとドネアが統一戦を行うと明かした。ただし、主催者であるプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)からの正式発表はなかった。PBCのホームページのスケジュール表はリゴンドウ×カシメロのまま。

 ドネアとカシメロの統一戦が内定したことで、2本のベルトを統一した勝者が井上と4団体統一をかけて戦うという流れができていた。これにより今後の展開がどうなるのか、事態の推移を見守るしかない。

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