井上尚弥 WBSS決勝まで1ヵ月切る
チケット完売「2万人の前に出てどう感じるか楽しみ」
2019年10月9日 21時23分
2019年10月9日 15時22分
あす10日後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」の計量が9日、日本ボクシングコミッションで行われた。メインのOPBF&WBOアジアパシフィック・ライト級王座決定戦は、日本王者で3冠獲得を狙う吉野修一郎(三迫)とOPBF10位ハルモニート・デラ・トーレ(比)がともにリミットの61.2キロで明日の試合に進んだ。
元トップアマでデビューから10連勝(8KO)の吉野は日本王座を保持したまま新たに2つのタイトル獲得を目指す。この階級きってのプロスペクトは計量後、「11戦でタイトルマッチを2つもやらせてもらえることに感謝している。勝って恩返しがしたい」と謙虚にコメントした。
ライト級では頭一つ抜け出しつつあり、8月下旬にはこの先を見すえて同門の小原佳太とともに米ロサンゼルスで合宿を行った。「時差ボケがひどかった」とまだ海外には不慣れなようだが、海外の強豪と拳を交えて「いいスパーリングができた」と手ごたえも感じた。
今回の試合に勝利し、世界ランキング入りというのが目先のプランで、「徐々に名前をアジアから世界に広めないといけない」とモチベーションは上昇中。先を見すえてはいるが、まずはデラ・トーレ(20勝12KO2敗)を退け、着実に階段を登る決意だ。
セミでは日本L・フライ級チャンピオンの堀川謙一(三迫)が挑戦者4位の高橋悠斗(K&W)を迎えて2度目の防衛戦を行う。計量は両者ともにリミットの48.9キロだった。
39歳の堀川(40勝13KO15敗1分)は8月、2度目の防衛戦を行う予定だったが、挑戦者が計量に失格して前日に試合が中止。その後はあまり間をおかずに練習を再開したそうで「調整にぬかりはないです」とはベテランの余裕か。
世界ランキングはWBC2位、IBF5位につけ、初の世界挑戦という期待もある中、本人は「明日負けたら終わりですから。すべては明日が終わってからです」と表情を引き締めていた。
日本タイトル初挑戦の26歳、高橋(10勝5KO4敗)は4ヵ月前にも別タイトルマッチの話があったそうで、4ヵ月で250ラウンドのスパーリングを積んで今回の試合に挑む。「作戦はあるけど、挑戦者らしくいきます」と高橋。ホールに駆け付ける150人の応援団の前で、思い切り暴れるつもりだ。
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