2019年10月9日水曜日

井上尚弥 WBSS決勝まで1ヵ月切る 
チケット完売「2万人の前に出てどう感じるか楽しみ」

 11月7日さいたまスーパーアリーナでゴングとなるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝まで1ヵ月を切った9日、WBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が9日、弟のWBC同級暫定王者の拓真とともに、横浜市内のジムで練習を公開した。

太田トレーナーとミット打ち

 試合まで1ヵ月を切り、減量も少しずつ始まり、家族と離れてホテル暮らしも始めた井上は「この時期にしてはリラックスできている」と明るい表情。WBA同級スーパー王者ノニト・ドネア(比)との対戦を控え、この日はスパーリングはなしで、ミット打ちとバッグ打ちできっちり動きを確認した。

 ドネアの必殺左フック対策は絶対に外さない右のガードを見れば明らかだが、井上は「すべてのパンチに気を付けていますけどね」と特に左フックだけを意識しているわけではないと強調。攻撃に関しても「どのパンチにもリターンを返すようにしている。ドネア対策ではなく、心掛けているスタイルなので」とサラリと答えた。

髪型を変えたのは「気分、意味はないですよ」

 10月1日に売り出されたチケットは、追加販売分も含めてすでに完売。過去最大の試合を迎えるにあたっては、「今まで通り。過去最大といっても対戦相手の質はバンタム級に上げてから変わらないですから」とこの質問もクールにかわすかに思われたが、「入場して2万人の前に出たときどう感じるかはちょっと楽しみですけどね」とニヤリ。満員のさいたま決戦に向け、気持ちを高めている様子だった。