日本L・フライ級7位の戸髙達が再起戦勝利
2019年12月6日 21時38分
2019年12月6日 15時01分
あす7日後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」の計量が6日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインのWBOアジアパシフィックS・フェザー級タイトルマッチは、挑戦者の尾川堅一(帝拳)が58.8キロ、王者ジョー・ノイナイ(比)は1回目の計量で430グラム超過ながら、サウナで落として55分後にリミットの58.9キロをマークした。
尾川(24勝18KO1敗1無効試合)はこれが復帰3戦目。当初は9月にIBF挑戦者決定戦がセットされたが、対戦相手がこれに応じず、今回のノイナイ(18勝7KO2敗1分)戦が実現した。尾川はIBF3位を筆頭に3団体で世界ランク入りしており、今回の試合は“世界前哨戦”という位置づけと言える。
WBO6位にランクされるノイナイは7月、五輪銅メダリストのOPBFフェザー級王者、清水聡(大橋)に初黒星をなすりつけて勢いに乗るサウスポー。尾川は「右のストレートみたいなジャブと、左のカウンター」とノイナイの武器を挙げた上で「頭の位置を気を付ければ、スピードの差があるので大丈夫」と自信のコメントを発した。
セミの日本S・フェザー級タイトルマッチは、WBO3位で王者の末吉大(帝拳=19勝11KO1敗1分)と、元日本フェザー級王者の挑戦者8位、坂晃典(仲里)がともにリミットの58.9キロであすの試合に進んだ。
この試合は当初9月に予定されていたが、末吉の右足甲の疲労骨折が判明して延期となった。ジムワークを1ヵ月休んで末吉だが、練習再開後は好調で「全体的にレベルアップできた」と自信の表情。距離を取るところ、打ち合うところのメリハリをつけ「しっかり差をつける試合を見せたい」と宣言した。
4月にノイナイに2回TKO負けした坂は1試合はさんで大きなチャンスをつかんだ。過去、後楽園ホールでは2勝3敗と鬼門ではあるが、「倒せるようにもっていく練習をしたきた」と自慢の強打を爆発させてのタイトル獲得をイメージした。
7日は川崎市のカルッツ川崎で13時30分から「ホープフルファイト」が開催される。こちらの前日計量も行われ、セミの日本女子フェザー級タイトルマッチ6回戦は、初防衛戦となる王者の三好喜美佳(川崎新田)が56.9キロ、挑戦者の緑川愛(ワタナベ)が57.0キロで合格した。
メインはライト級8回戦で、日本ライト級2位の利川聖隆(横浜光)が及川唯(川崎新田)を迎える。
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