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新星ロペスがコミーを2回TKO IBFライト級奪取

2019年12月15日 17時36分

 ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで14日(日本時間15日)挙行されたIBFライト級タイトルマッチは、1位テオフィモ・ロペス(米=写真)が王者リチャード・コミー(ガーナ)に2回1分13秒TKO勝ち。戦績を15勝12KO無敗とし22歳で世界王者に就いた。コミーは2度目の防衛に失敗した。

快勝のロペス(左)は世界王座獲得でスターへの第一歩

 スター候補のロペスが大舞台で真価を発揮した。初回、リーチで勝るコミーが左ジャブを繰り出し、ロペスの左フックをかわして有利に進めた。しかし2回、ロペスの右クロスがカウンターで命中。アゴに食らったコミーはリング中央にダウン。起き上がろうとしてグラつき横転。カウント8で続行されたが、ロペスは左右で激しくチャージ。ロープを背にめった打ちに遭った王者をレフェリーが救った。

 勝利後、派手にリングを飛び回ったロペスは「いかなることも可能だ。いい準備ができたことが勝因。今年をいい結果を残して終え、2020年はいっそういい年にしたい。このベルトを(両親の母国の)ホンジュラスに捧げたい」とコメント。トレーナーの父テオフィモ・シニアと約束した「プロ15戦で世界王座獲得」を実現し喜びに浸った。

 リングサイドではライト級3冠統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が観戦。「統一戦? オフコース。4月に会おう」とロペスとの4冠統一戦を歓迎した。それでも同時に「彼(ロペス)に関しては2ラウンド途中で終わったので(どんな選手か)うまく説明できない。王座統一戦はやりたいけど、ライト級に転向するジェルボンタ・デイビスともやりたい」とも発言した。Photo / SUMIO YAMADA

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