初のキッズ日本王者誕生 ボクシング統一王座決定戦
2019年12月26日 23時57分
2019年12月26日 17時45分
WBO女子S・フライ級チャンピオンの吉田実代(EBISU K’s BOX)が26日、都内のワタナベジムで公開練習を行った。吉田は大みそかの東京・大田区総合体育館のトリプル世界戦の一環としてシー・リーピン(中国)と初防衛戦を行う。
「皆にいい試合だったと言ってもらえるように、しっかりと防衛をしたいと思います」。チャンピオンとして初めて戦う吉田はそう意気込みを述べた。
前回は決定戦でケイシー・モートンに勝って初タイトルを獲得。ボクサーの夢をかなえたわけだが、映像を見返して気付いた部分を修正し、より強くなろうと貪欲だ。「距離が詰まりすぎたり、重心が前に出すぎたり、ナックルの返し方であったり。いろんな方からアドバイスを受けてやってきました」と吉田。
14戦(13勝1敗)のキャリアでまだKO勝ちのないチャンピオンであるだけに、内心は倒したい気持ちも強い。今回の試合に向けたトレーニングで筋肉量も3キロほどアップしたという。しかし、「倒そう倒そうとなったらまたよくないので。タイミングと距離。冷静にチャンスをうかがいたいです」と自戒の念を込めて言う。
シーは試合映像が少なく、吉田がチェックできたのもダイジェスト版。「長身ということ、アマチュアあがりで右も伸びてくるし返しのパンチもある。いい選手だなと思います」というのが吉田が抱く印象だ。加山利治会長によると、14歳からスタートしたシーは21歳と若く好戦的というから、吉田とは好試合が期待できる。
愛娘の実衣菜ちゃんを明後日まで保育園に預かってもらい、その後は試合まで一緒に過ごす。家庭とボクシングを両立させる“戦うママさん”は、「娘にボクシングをさせてもらっているんだから。それが根本なので、私の調整に影響なんてありません」といいことを言っていた。
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