2020年1月9日木曜日

カネロの次戦行方は? GBPゴメス社長語る

 いまや名実ともにボクシング界のトップに立つサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)。現在保持しているベルトはWBA・S・ミドル級、WBAミドル級スーパー、WBCミドル級フランチャイズで、カネロの動向は、WBAミドル級王者の村田諒太(帝拳)を含むこのあたりのクラスの選手にとって重要な意味を持つ。カネロをプロモートするゴールデンボーイプロモーションズ社長のエリック・ゴメス氏がESPNのインタビューに答えた。

S・ミドル級で戦った18年12月のフィールディング戦

 同氏によると、カネロの次戦のスケジュールは5月2日が有力とのこと。メキシコの戦勝記念日である5月5日(シンコ・デ・マヨ)近辺は「彼の週末」であり、確かにカネロは毎年この週に試合をしている。ただし、現時点で確定しているわけではなく、「これからの話し合い次第だ」と付け加えた。

 気になる階級は、ミドル級からL・ヘビー級まで、いずれの階級でも戦う可能性があると指摘した。カネロは昨年11月、WBO・L・ヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)を下して4階級制覇を達成。この王座は返上したものの、今後もL・ヘビー級は選択肢の一つということだ。

 ゴメス氏は「個人的にはS・ミドル級がベストではないかと思っている」と私見を述べた。カネロはここ3試合、S・ミドル級、ミドル級、L・ヘビー級という順番で戦っている。

 これを受けてESPNはWBA同級王者カラム・スミス(英)、WBO王者ビリー・ジョー・サンダース(英)の名前を挙げたが、同氏は「我々はだれも排除しない。カネロが160ポンド(ミドル級)に戻りたいのであればそれもある」とすべての可能性を否定しなかった。

 ゴメス氏は慎重な言い回しに終始しているが、カネロのマッチメークに関しては、今や周囲の判断、意見が入り込む余地は少なくなり、“スーパースター”カネロ自身の考えが最優先されるということだろう。ゴメス氏は今月中にカネロと何度かミーティングを開くとしており、どんな方向性が示されるのかに注目が集まる。Photo/SUMIO YAMADA


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