2020年1月10日金曜日

ベテルビエフのLH級統一戦 トップランク主催へ

 IBF・WBC統一L・ヘビー級王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア=写真)とIBF1位メン・ファンロン(中)の指名試合は米国のトップランクのプロモートで挙行される運びとなった。

 ベテルビエフvs.メンは年末にIBF本部で行われた入札でメンを擁する中国のプロモーション、ロングジョイ・スポーツが190万ドル(約2億700万円)を提示して131万5000ドル(約1億4300万円)のトップランクを抑えて興行権を獲得した。

 しかしロングジョイがIBFが入札のルールで定めた前払金、入札額の10パーセントにあたる19万ドルを期限だった1月6日までに払い込まなかったため、主催の権利が消滅。2番目に高額を提示したベテルビエフのプロモーター、トップランクに興行権が移った。同じくルールにより、ベテルビエフが65パーセント、メンが35パーセントの報酬を得ることになっている。

 一方で昨年10月、IBF王者からオレクサンドル・ゴズディク(ウクライナ)をストップしてWBC王座を吸収したベテルビエフはメン陣営が3月か4月に計画した試合の中国開催がなくなりひと安心。敬虔なイスラム教徒のベテルビエフは中国のウイグル自治区に住むイスラム教徒に対する中国政府の対応に反対しており、もしメン戦が中国で開催されれば試合をキャンセルし、IBF王座を返上することも頭にあったという。

 トップランクは試合を3月28日、ベテルビエフが居住するカナダのケベックシティで挙行したいプランを明かしている。Photo/SUMIO YAMADA


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