2020年1月10日金曜日

【動画あり】比嘉大吾が復帰戦に向けて公開練習 
「この試合に勝ってみんなを安心させたい」

 元WBC世界フライ級チャンピオンの比嘉大吾(白井・具志堅S)が10日、都内のジムで練習を公開した。比嘉は2月13日、後楽園ホールでフィリピン・バンタム級11位のジェイソン・ブエナオブラと119ポンド契約8回戦を行う。

友利トレーナーとミット打ちする比嘉

 18年4月、WBC王座の3度目の防衛戦前日、計量失格で王座を失った比嘉が1年10ヵ月ぶりにリング復帰する。記者会見した比嘉は「応援してくれるファンのためにがんばります」と殊勝に決意を述べた。

 試合が終わってからしばらくは現役を引退するつもりで、「モチベーションもやる気もなかった」と好きに暮らし、体重は67、8キロまで増えたという。それでも半年後には徐々にではあるものの練習を始め、最終的に「両親、後援会、ファンのサポートを受けてまたがんばろうと思った」と現役復帰を決意。昨年9月、香川県で1週間の走り込み合宿をしたところから、本格的なトレーニングに入った。現在の体重は60キロほど。

 今回の試合はバンタム級超の119ポンドが契約体重となっている。新たにタッグを組む友利正トレーナーは「キャンプに行ってスピードも出てきたし、ミットを受けていてもパワーを感じる。これがS・バンタム級でどこまで通用するか」と話す。今後、どの階級で勝負していくかは2月13日の試合内容を踏まえて決めていく。

 具志堅用高会長は「2試合くらいやれば先が見えてくると思う。できれば年内、世界挑戦させてあげたいと思う」と希望を述べたのに対し、比嘉は「世界チャンピオンを目指すのはもちろんなんですけど、今はこの試合だけに集中している」とブランクを作っただけに慎重なコメント。「この試合に勝って(ファンを)安心させたい」とも述べた。

 対戦相手のブエナオブラは7勝3KO4敗3分の25歳で、長身のサウスポー。1年10ヵ月ぶりに復帰する比嘉は15勝15KO1敗。


-->