ヘビー級挑戦者プレフ ファイトマネーの半額寄付
3冠王者ジョシュア戦は夏開催が目標
2020年4月10日 10時07分
2020年4月10日 6時00分
WBAスーパー・IBF世界バンタム級チャンピオンの井上尚弥(大橋)の近況が大橋ジムから届いた。4月25日にラスベガスで予定されていたWBO王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦は新型コロナウイルスの感染拡大により延期に。新たなスケジュールが立たない中、最強王者は何を考えているのだろうか。
井上らしい発言だ。「世界的な状況を見て、延期になると覚悟していた」。カシメロとの一戦が延期となっても、モンスターが動じることはなかった。いや、ひょっとしたら動じたかもしれないが、それは他人にわからない程度にわずかなのだ。
延期発表が3月18日で、それから3週間ほどたった。井上は「いつ試合が決まってもいいように最低限スキルを落とさないよう6割程度で練習を進めています」とエンジンを吹かしすぎず、「ディフェンスと全体の底上げ」を考えてトレーニングを続けているという。
とはいえ、コロナ禍は悪化しており、いまは試合に向けたコンディション作りよりもコロナに巻き込まれないことが優先事項だ。緊急事態宣言が出る前から外出を控え、手洗いやうがいを欠かさず、「子供と遊んだり、映画を見たり、家族のストレスを溜めないように過ごしています」というから、メンタルコンディションのキープにも余念がない。
カシメロ戦の新たな日程はまだしばらく見えてきそうにないが、井上は「一度リセットされたカシメロ戦。お互いベストでリングに上がれるよう精進して行くだけです」とモチベーションのおとろえは一切なし。きたるべきその日に備え、マイペース調整が続く。写真提供=大橋ジム
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