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ハーン氏 ヘビー級対決の無観客開催を検討

イギリスは7月再開なら1興行5試合以内に限定 
ハーン氏 ヘビー級対決の無観客開催を検討

2020年5月2日 10時20分

 英国ボクシング管理委員会(BBBofC)が声明を発表。「政府の決定に従う」と前置きした上で、7月の試合再開を希望し、「私たちができ得る限りの最大の努力をし、各プロモーターと密に連携をとって仕事を進める」とした。ESPNなどが伝えた。

こちらはプロモーターのハーン氏

 それによると、BBBofCは7月の興行再開を念頭に置きながら、同時に「観客を入れての興行は認められそうにない」とも明かした。

 さらに試合を再開をするにしても1興行あたり最大5試合に制限して規模を縮小。イベント参加者を「最小限のオフィシャル、ライセンス保持者、プロモーター、放送関係者に限定」し、すべての参加者にメディカルチェックを徹底する、との考えを示した。

 これにより、スター選手であるヘビー級3冠王者アンソニー・ジョシュアの防衛戦などは再開後もすぐには開催できない見通しだ。

 一方、スカイスポーツによると、マッチルームボクシングのエディ・ハーン氏はビッグマッチの一つ、ディリアン・ホワイトvs.アレクサンデル・ポベトキンのヘビー級対決について、「7月の終わりか8月の初めには実現する」と発言。BBBofCの方針に従い、無観客で開催する見通しを示した。

 この試合は女子ライト級統一王者ケイティ・テイラーvs.アマンダ・セラノとセットで当初は5月にセットされたものが7月に延期。ハーン氏はこのイベントを再開後初の“ビッグイベント”と考えているようだ。

 英国では先月23日からロックダウン(都市封鎖)を実施し、新型コロナウイルス感染拡大の防止策を実施している。政府は1日、ロックダウンの緩和を発表したものの、予断の許さない状態が続いている。

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