きっかけのエピソード ビート選手名鑑 小國以載
『はじめの一歩』で決意し、14年で世界王座獲得
2020年5月6日 11時04分
2020年5月5日 13時21分
WBCヘビー級王者タイソン・フューリー(英=写真)とWBAスーパー・IBF・WBO同級王者アンソニー・ジョシュア(英)によるヘビー級4団体統一戦のプランが浮上する中、フューリーがESPNのインタビューで近況を語り、ジョシュアのことは激しくののしった。
新型コロナウイルスの影響で“ステイホーム”を続けているフューリーは「これは家族にとってよいことだ。私たちはネガティブな状況をポジティブにとらえている。トレーニングをしながら家族と一緒にしている」と近況を報告した。
さらにフューリーは「私はいま、まったくボクシングに興味はない。最も大事なのは生きること。歴史的なパンデミックで多くの人が死んでいる。私にとってはボクシングよりも、スポーツよりも大きなことだ。世界がもとの状態に戻ったとき、ファンを喜ばせるための話すことになるだろう」と率直な思いを口にした。
そんなフューリーとは対照的に、欧米のメディアはフューリーがコロナ禍で延期となっているワイルダーとの第3戦を飛び越えて、ジョシュアとのビッグマッチに挑む可能性について盛んに報じている。
ワイルダーの意思は明らかになっていないが、2月のフューリー戦後に左腕を手術しているし、完敗した前戦の分析と修正のためにも時間はほしいところ。“待ち料”をもらってコンディションを整えられ、さらにフューリーvs.ジョシュアの勝者と対戦できるのであれば悪い話ではない─という見方もでき、各メディアはフューリーvs.ジョシュアが先に実現すると見ているようだ。
そこでESPNもフューリーにジョシュアについて質問。すると家族で過ごす時間の大切さを説いていたフューリーに火がつき、「ジョシュアは100%、まったく危険な相手ではない。やつはまるで大きなかわいい赤ちゃんだ」、「やつは何も持っていない。この“ジプシー・キング”をつかまえることはできない。唯一無二のチャンピオンは私だ!」とお得意のショーマンシップを発揮した。
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