日本S･バンタム級7位の高橋竜平（横浜光）が13日、郷里の新潟県加茂市にマスク3000枚を寄付した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため高橋本人は新潟へは行けず、親族が加茂市役所を訪れ、藤田明美市長に手渡した。

　3000枚のマスクは高橋のファイトマネーでまかなわれたもの。高橋は「加茂においても、加茂川鯉のぼり、越後加茂川夏祭り等、僕が子供のころから親しんだ様々なイベントが中止になり、とても残念に思っています。コロナ騒動の一日も早い終息を願い、再び家族、仲間、そして市民の皆様にお会いできる日を楽しみにしております」と思いを述べている。

　高橋は国内タイトル獲得経験こそないが、2017年にタイでIBF地域王座に就き、昨年1月ニューヨークでIBF世界王座に挑んだ。3月に予定していた試合はコロナショックにより延期となり、次戦は未定。