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コット氏も動く プエルトリコで興行再開の動き

2020年5月14日 16時48分

 プエルトリコの大物、引退後プロモーション活動を行っているミゲル・コット氏(写真)が自国でイベント再開に努めている。コット氏は8月からプロボクシングの再スタートを目指し、実施要綱をプエルトリコのレクリエーション&スポーツ省に提出した。

 世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で興行中止が続く中、自身のミゲル・コット・プロモーションズの選手たちを抱えるコット氏は地元コミッションと折衝しながら要綱を作成。

 それによると1イベントの総ラウンド数は28ラウンドとし、試合数は5試合まで。また試合契約後と試合5日前の選手の健康診断が義務付けられる。もちろん契約後の診断でアウトになればリングに上がれなくなる。イベントは無観客試合で開催される。

 そして試合中は選手以外、レフェリーも含めて当事者はマスクと手袋の着用が義務付けられる。ジャッジたちはリングから1メートル80センチの距離を保ちブースに着席する。ドクター、コミッション役員はリングから3メートル60センチの距離を置き、各自の距離を1メートル80センチ保つ……など詳細が記されている。

 1週間前に提出された要綱に対して同省からまだ許可は下りていないが、コット氏は選手の立場に立ち対処したいと語っている。ミゲル・コット・プロモーションズにはアンヘル・アコスタ、アルベルト・マチャドの元世界王者をはじめ、フライ級のマックウィリアムズ・アローヨ、S・ライト級のダニエリート・ソルニージャらが所属している。Photo/SUMIO YAMADA

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