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トップランク社の興行再開 来週の公聴会で決断

2020年5月22日 14時43分

 トップランク社のボブ・アラムCEO(写真)が6月第2週にイベント再開を計画していることに関してNSAC(ネバダ州アスレチック・コミッション)は来週水曜日27日、公聴会を行って賛否を決定することになった。公聴会は同日午前9時から開始する予定。コロナ禍の影響で電話での会議となる。

 リング誌のホームページによると対象は9日と11日のイベント。9日はWBOフェザー級王者シャクール・スティーブンソン(米)がラファエル・リベラ(メキシコ)とのS・フェザー級10回戦を予定。

 11日は元WBO・S・バンタム級王者ジェシー・マグダレノ(米)がジェニフェル・ビセンテ(ドミニカ共和国)と128ポンド契約の10回戦を予定している。いずれも無観客試合で行われるが会場はスタジオではなく、MGMグランドガーデン・アリーナが使用されるとも報道される。

 一方、他のメディアによるとアラム氏は翌週の16日、18日そして25日にもイベントを計画しているという。当初13日に組まれた元2階級制覇王者ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)vs.ミケル・レスピエール(米)は18日にシフトする運びとなった。いっそう来週の公聴会の決定が注目される。

 またメキシコシティでサンフェル・プロモーションズが計画している来月6日、WBO・S・バンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が出場予定のイベントはメキシコ政府が同月15日までスポーツイベントを中止しているため、スケジュールどおり開催されるか微妙になっている。

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