現役王者フューリー タイソン氏“復帰”に冷めた目
2020年5月27日 10時41分
2020年5月27日 3時33分
WBAミドル級チャンピオンの村田諒太(帝拳=写真)が全国の高校生ボクサーに向けてエールを送った。26日、全国高等学校体育連盟などが立ち上げた「明日へのエールプロジェクト」第1回「オンラインエール授業」の講師を務めたもの。
これは新型コロナウイルスの影響で今夏のインターハイが中止となったのを受け、全30競技の部活動を行う高校生たちを対象にした企画。この日村田はオンラインで全国の高校ボクシング部のキャプテンら40人とつながり、約1時間の“授業”を行った。
ボクシングに限らず高校スポーツ最大のイベントが中止に追い込まれる事態に、「やり場のない気持ちがあると思う」と高校生たちの気持ちを慮った村田。自らの思うことを「魂で話そう」と臨み、こう語りかけた。
「今回の出来事で『悔しい思いをしたからこそ今の自分がある』と思えるような、未来の自分をつくってほしい」
村田と話し合った選手からは「未来の自分が今を後悔しないか、そうならないように頑張る」(東福岡高校・甲斐拓海主将)など、前向きな感想が聞かれた。
授業を終えた村田も「こういう(自分の考えや思いを)アウトプットする機会はあまりありません。若い子たちに、実は僕が教えられているんだと、そんな感じがしました」と健気に前を向く高校生ボクサーたちに感謝していた。
25日に全国で緊急事態宣言が解除されたが、村田は今もロードワークやシャドーなど、できる範囲でのトレーニングを続けている状態。「解除されたからといって、感染拡大の防止に徹する前提は同じ。今後の状況に合わせて、徐々に普段通りに戻っていければいいと思います」と語っていた。
なお、「明日へのエールプロジェクト」は村田以降もいろいろなアスリートが講師として登場。授業の様子はインハイ.tvで配信される。詳しくは公式サイトを参照。
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