リナレスがWBA総会でトークショー
「無観客試合は精神的なチャレンジになる」
2020年7月4日 11時51分
2020年7月3日 22時38分
グリーンツダジム(本石昌也会長)は3日、8月9日に大阪・枚方市総合体育館で開催する「第20回クラッシュボクシング」(8試合)の概要を発表した。新型コロナウイルス感染拡大で興行自粛以降、大阪で初めて興行だけに、枚方市、保健所と密接に連携をとってウイルス感染対策を講じるのをはじめ、同市内の総合病院に協力を得て、選手、観客の安全対策に最大限の力を入れる。
試合前日、医療法人穀峰会吉田病院(枚方市北中振3-8)で出場16選手の計量とPCR検査または抗原検査を実施。計量後、選手は寝屋川市内のホテルに移動して食事はホテル内で済ませ、翌日まで外出禁止とする。
試合会場は収容3500人だが、当日の観客動員は約1200~1300人にとどめる。会場入口ではサーモセンサーで、入場者の発熱がないかチェック、マスクをして観戦してもらう。観客席はリングから離して、前列の観客にはフェイスシールドを配布する。体育館の窓を開放して換気を行うほか、除菌効果がある超音波電解水の噴霧装置を四隅に設置する。
会見した本石昌也会長(44)は「試合ができると信じてがんばっている選手たちのためにコロナに立ち向かうつもりで、できることは全てやり開催を決めました。お客さんを入れて開催する予定ですが、感染拡大状況の変化で行政から無観客開催の指示があればそれに従って、興行は行います」ときっぱり。同席した吉田病院・吉田和正院長は「どこまで観客、選手の安全を担保できるかベストを尽くしたい」と語った。
メインのウェルター級8回戦は、枚方出身の元日本同級王者、矢田良太(31)が藤井拓也(三迫)と対戦。セミファイナルは日本ユースS・バンタム級王者、下町俊貴(23)が18年の全日本同級新人王、英洸貴(カシミ)と初防衛8回戦。
また、IBFS・フライ級9位で前日本同級王者、奥本貴之(28)が新鋭のデカナルド闘凛生(六島)とバンタム級8回戦を行い、19年全日本フェザー級新人王、前田稔輝(じんき=23)が17年東日本S・バンタム級新人王、飯見嵐(ワタナベ)と58.5キロ6回戦を戦う。第一試合は午後2時開始。
タイトル戦2連敗で再起を目指す矢田は「(試合3週間前と前日に)検査をしてもらえるので安心してリングに上がれる。勝利して年内にまたベルトを巻きたい。熱い戦いを見せます」と元気いっぱい。前田も「試合が近づき減量に入ると免疫が落ちるかもしれないので、感染に注意してベストにもっていきたい」と決意を語った。
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