英国で明日25日（日本時間26日）イベントが開催される。メインはリオデジャネイロ五輪銀メダリストからプロ転向し世界王者を目指すヘビー級ジョー・ジョイス（英＝WBC11位）が出場。マイケル・ワリシュ（ドイツ）を相手に10回戦。ロンドンのBtスポーツのスタジオで無観客試合として開催される。

　24日行われた計量でジョイス（34）はキャリア最重量の270ポンド（122.47キロ）をマーク。ワリシュ（34）は260ポンド（117.93キロ）だった。

　ジョイス（10勝9KO無敗）は前回の試合で世界挑戦歴を持つブライアント・ジェニングス（米）に12回判定勝ち。明日はペンディングとなっている英国のプロスペクト、ダニエル・デュボアとの対決に向けた調整試合となる。デュボア（14勝13KO無敗）も8月29日に同スタジオでエリック・プフィルフェル（ドイツ）との前哨戦を予定している。

　ワリシュ（20勝13KO3敗）は昨年、ホープのエフェ・アジャグバ（ナイジェリア）に2回、ジョイスが五輪決勝で敗れたトニー・ヨカ（フランス）に3回でそれぞれストップされており、ジョイスの勝ち方に注目が集まる。

　英国では今月10日に同じBTスポーツのスタジオでイベントが再開され、S･バンタム級のブラッド・フォスター（英）がジェームズ・ビーチJr（英）に判定勝ち。英連邦と英国王座を守った。明日のカードは再開第2弾となる。