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ハーン氏はフューリーvs.ジョシュア実現にばく進

どうなるヘビー級戦線 WBC暫定は直接リマッチ 
ハーン氏はフューリーvs.ジョシュア実現にばく進

2020年8月24日 16時10分

 22日イギリスで行われたWBCヘビー級暫定タイトルマッチで、王者ディリアン・ホワイト(英)が元WBA王者アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)に衝撃的なTKO負けを喫して注目を浴びたヘビー級。やっぱり面白いヘビー級戦線の今後を展望する。

左からジョシュア、フューリー、ワイルダー

■ヘビー級 今後の注目試合
◇10月24日ロンドン予定
ダニエル・デュボアvsジョー・ジョイス
※無敗の世界王者候補2人によるイギリス対決

◇年内に実現が期待される試合
3冠王者アンソニー・ジョシュアvs.クブラット・プレフ
※ジョシュアのIBF王座指名防衛戦

WBC王者タイソン・フューリーvs.前王者デオンテイ・ワイルダー
※フューリーの1勝1分で迎える第3戦

WBC暫定王者アレクサンデル・ポベトキンvs.ディリアン・ホワイト
※前暫定王者ホワイトが雪辱戦

◇2021年に実現が期待される試合
ヘビー級4団体統一戦
WBC王者フューリーvs.3冠王者ジョシュア

 まずは22日に暫定王座を失ったホワイトは敗戦直後から再戦条項を行使して年内にポベトキンとのリマッチを希望。勝っていればWBCレギュラー王者タイソン・フューリー(英)に挑戦できる運びだったが、まずはポベトキンとの雪辱戦に突き進む。

 ホワイト擁するマッチルームボクシングのエディ・ハーン氏にとって今回の敗北は想定外だったが、これにより王者フューリーの対戦義務(ホワイトとの指名防衛戦)が一つ遠のいたこと好都合。ハーン氏は2021年にスーパーファイト、フューリーとジョシュアのヘビー級4団体統一戦の実現に闘志を燃やしているのだ。

 もちろん4冠戦はフューリーがワイルダーとの第3戦に勝利することが大前提であり、ワイルダーの勝利、選手のけが、新型コロナウイルスを取り巻く状況の変化などによって、シナリオが書き換えられる可能性も大いにある。

 スター候補であるデュボアvs.ジョイスの勝者や、ジョシュアと1勝1敗の前統一王者アンディ・ルイスJr(米)ら豊富なタレントたちがどうからんで来るかにも注目だ。

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