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中垣龍汰朗は2回フィニッシュ ともに世界へ第一歩

大橋ホープ 松本圭佑まさかのダウン挽回TKO勝ち 
中垣龍汰朗は2回フィニッシュ ともに世界へ第一歩

2020年8月24日 19時54分

 大橋ジムのホープ2人、松本圭佑と中垣龍汰朗が24日、後楽園ホール「第72回フェニックスバトル」でB級デビュー戦を行い、松本は三宅寛典(ビッグアーム)に4回34秒TKO勝ち、中垣は堀井翔平(トコナメ)に2回2分2秒TKO勝ちした。試合の模様はフジテレビで29日深夜27時15分から放送される。

松本(右)は好戦的なボクシングを見せた

 元日本、OPBFフェザー級王者の松本好二トレーナーの長男で、U-15時代から注目を集める松本(21歳、アマ戦績80勝30KO・RSC15敗)は56.0キロ契約6回戦。スタートからアグレッシブな姿勢を見せた松本だが、開始20秒で右を食らってダウン。いきなりピンチの立ち上がりとなった。

「効かされたのも、ダウンも初めての経験で焦った」という松本だが、ここから左を軸に立て直したのは立派。2回にはジャブ、右ストレートで三宅をコントロールし、3回にボディも効かせて追い込むと、4回に連打を決めたところで主審が試合を止めた。チャンスで詰め切れなかった三宅は9勝1KO10敗2分。

最後はストップ勝ちを呼び込んだ松本

松本の話「プレッシャーも楽しみに変えてやろうと思ったけど緊張はあった。デビュー戦でダウンが経験できて、よくはないけど、こういう経験ができてよかった。目標は世界チャンピオンですけど、こんなミスをしていたら世界チャンピオンにはなれない。次戦はしっかりミスをなくして、胸を張って世界チャンピオンになります、と言えるようにがんばります」

スピードが光った中垣

 宮崎・日章学園高時代に全国大会5度優勝、国際大会3度優勝を誇る中垣(20歳、82勝19KO・RSC15敗)はS・フライ級6回戦に登場。初回からキレのある左ストレートを上下に打ち込み、2回に左でダウンを奪うと、続く場面で堀井がフラついたところでストップとなった。堀井は3勝2KO6敗2分。

中垣の話「とりあえず安心してます。ゆっくりなリズムでやりながら距離感を保つことを意識して、それがはまったのでよかった。プロの8オンスのグローブで打ち抜けて気持ちよかった。大橋ジムには強い先輩がたくさんいるので追いつけるようにがんばりたい。いずれは世界チャンピオンになって、みんなに知ってもらえるようなボクサーになりたい」

中垣は左ストレートできれいにダウンを奪った

◇S・バンタム級4回戦
内田勇心(大橋)[KO4回1分47秒]田中智也(横浜光)

◇S・フライ級4回戦
真野泰地(横浜光)[2-0(39-38、39-37、38-38)]山田龍斗(大橋)

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