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IBF王者ドルティコスvs.元王者ブリーディス

WBSSクルーザー級決勝 週末ミュンヘンでゴング 
IBF王者ドルティコスvs.元王者ブリーディス

2020年9月25日 9時54分

 土曜日26日(日本時間27日)ドイツ・ミュンヘンで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)クルーザー級シーズン2の決勝兼同級IBFタイトルマッチのプレスカンファレンスが24日同地で開催された。

 試合はIBF王者ユニエル・ドルティコス(キューバ)vs.元WBC王者マイリス・ブリーディス(ラトビア)。シーズン2は昨年6月に準決勝が行われた後、延期が相次ぎ、その後コロナパンデミックの影響で開催が遅れ、ようやくゴングが鳴る運びとなった。

 シーズン1の準決勝でムラト・ガシエフ(ロシア)との激闘でKO負けしたドルティコス(24勝22KO1敗)はシーズン2初戦でマウリシュ・マステルナク(ポーランド)を下し準決勝でアンドリュー・タビチ(米)にKO勝ち。

「44年前、モハメド・アリが戦ったミュンヘンで(リチャード・ダンに5回TKO勝ち)、彼のようにKOで勝ってアリ・トロフィーをマイアミへ持ち帰る」と宣言。居住するマイアミへ凱旋することを誓った。

 同じくシーズン1の準決勝で優勝したオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に判定負けしたブリーディス(26勝19KO1敗)はトーナメント初戦でノエル・ゲボル(アルメニア)を破り、準決勝でクリストフ・グロワスキ(ポーランド)に3回TKO勝ち。「土曜日はファンの思い出に長く残るクラシックバトルを披露したい。試合が待ちきれない」と意気込みを語った。

 クルーザー級はウシクが“比類なき”王者に君臨したあと混沌。最強トーナメントで争われる団体のベルトが一つというのは少し寂しいが、スラッガー(ドルティコス)vs.ボクサーパンチャー(ブリーディス)とスタイルが異なる対戦は好ファイトが期待されペース争いがカギとなる。

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