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元WBOバンタム級王者バトラー 進退かけヒメネスとサバイバル戦

2024年4月6日 11時01分

 井上尚弥(大橋)とバンタム級4団体王座をかけて争った元WBOバンタム級王者ポール・バトラー(英)が背水の陣――。バトラーは5月11日、英エレスメアポートでノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)とマイナー団体、IBO同級王座決定戦を争うと発表されている。

 バトラー(36勝17KO3敗)は22年4月、ジョナス・スルタン(フィリピン)に勝利してWBOバンタム級暫定王座を獲得した。ジョンリール・カシメロ(フィリピン)の王座はく奪により正規王者に昇格し、23年12月に3団体統一王者の井上と比類なき王座を争い、11回KO負けで王座から陥落した。

 その後、再起したバトラーは23年6月、12月にファイトしたが、初回TKO勝ち、2回KO勝ちと格下の相手との試合が続いた。ボクシングシーンによると、バトラーは「もし12月に試合ができなければ引退するつもりだった。私はとてもフラストレーションをためていた」とその心境を明かしている。

 また、「私はタイトルがほしい。お金のためじゃない。トップに立ちたいんだ」とタイトル戦を熱望。36歳を目前としている元王者は「次の負けは私の最後の負けになる。もちろん私はフレッシュで、状態がいいことを知っている」と自信をもちながら、背水の陣であることも強調した。

 33歳のヒメネス(33勝18KO10敗6分)は14年大みそかにWBA・S・フライ級王者の河野公平に挑戦してドロー。19年にWBA同級王者カリド・ヤファイに挑戦して判定負け。こちらも日本でお馴染みのベテランだ。ベトラーとの試合は生き残りをかけたサバイバルマッチになるだろう。

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