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元世界王者の久保隼 2階級制覇へ危なげなく再起

2020年9月26日 21時35分

 26日、神戸市立中央体育館のメインで行われた58キロ(S・フェザー級)契約8回戦は、これが16ヵ月ぶりの久保隼(真正)が五十嵐嵩視(トコナメ)に3-0判定勝ち。元WBA・S・バンタム級王者の久保はシュ・ツァン(中国)戦からの復帰をとげた。

久保(右)は危なげなく試合を進めた

 右ストレート狙いの五十嵐に対し、サウスポーの久保は右リード、丁寧な構えとポジショニングで序盤から距離をつかみ、危なげなく試合を進めた。

 中盤に入るとフェイントも活発になり、左ストレートをきれいにヒット。ごくまれに五十嵐の右が届くこともあったが、ほぼ隙のない内容だった。左ストレートは数こそ少なかったが、確かさと力強さがうかがえた。

 五十嵐も望みを捨てず抵抗してダウンシーンはなし。スコアは78-74、79-73(2者)で久保だった。

「元世界王者の肩書で求められる中でやるのは正直、僕としては難しいですが、自分で終わりが決められるよう、現役であるうちは日々やっていきます」と語った久保。左ストレートは練習を積み、磨き上げたものだっただけに「もっと当てたかった」と言っていた。久保は14勝9KO2敗。五十嵐は13勝5KO5敗。

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