フィリピンの逸材マグサヨ あすロサンゼルス登場
フェザー級で早期の世界挑戦見据える
2020年10月3日 19時26分
2020年10月3日 13時05分
明日3日(日本時間4日)ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターでゴングとなるWBC・S・ライト級挑戦者決定戦の計量が2日行われ、同級2位ホセ・セペダ(メキシコ=米)が139.9ポンド(63.46キロ)、同6位イバン・バランチェク(ベラルーシ)が139.6ポンド(63.32キロ)を計測。リミットの140ポンドを合格した。
トップランク社が主催しESPN+が全米に中継するこのカードは当初コロナ危機中断後の再開イベントの一つで組まれた。しかし前IBF同級王者バランチェクがトレーニング中にあばら骨を負傷したため延期。明日が仕切り直しとなる。
7月、バランチェク戦が流れたイベントで新鋭(ケンド・カスタニェダ=米)に判定勝ちを収めたセペダは同センターでの無観客試合を経験済み。「新しい経験だったけど大きな違いはない。(ホセ)ラミレスにクロスファイトで負けたけど、多くの人が指摘するように、私は自分が勝ったと思っている。ラミレス。ジョシュ・テイラーがトップにいるクラスで戦うことでエキサイトしている」と1日行われた会見で発言。
対するバランチェクは負傷からの全快を強調。「10、12ラウンドどころか20ラウンドだって行ける。私はすごくハングリー。バブル(ホテル内で外部との隔離)の環境でも問題ない。ラミレスやテイラーに挑戦するのは私だ」とアピール。オッズメーカーの出す数字はアメリカ式の表記でバランチェクが-165、セペダが+145とおよそ3-2でバランチェク有利となっている。
S・ライト級はWBC・WBO統一王者ラミレスとWBAスーパー・IBF統一王者テイラーが“比類なき”王者を目指して対戦機運が高揚。明日の試合の勝者が即挑戦できる状況ではないが、すでに世界戦を経験して実力者同士の一戦はハイレベルな攻防が期待される。Photo by Mikey Williams
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