フライ級でIBF6位、WBC13位にランクされる黒田雅之（川崎新田）が9日に神奈川県内の病院で左腕の手術を受け、16日に無事に退院した。

　川崎新田ジムによると、手術は左上腕の骨にボルトを入れ、切れた腱を前腕側から引っ張り、ボルトに結びつけて再生させるという。今後は週1回のペースで病院に通いながらリハビリを行う。

　黒田は今月上旬、スパーリング中に左上腕の腱を断裂。昨年5月のIBFフライ級世界タイトルマッチ以来の試合となるはずだった11月28日の復帰戦をキャンセルした。3度目の世界挑戦を目標に来年の復帰を目指すことになる。写真提供＝川崎新田ジム