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セミは中井龍が内藤未来に判定勝ち

日本ライト級8位の宇津木が会心の2回TKO勝ち 
セミは中井龍が内藤未来に判定勝ち

2020年10月30日 20時19分

「Dangan TRIGGER」が30日、後楽園ホールで開催され、メインのライト級6回戦は、日本ライト級8位の宇津木秀(ワタナベ)が酒井孝之(花形)に2回58秒TKO勝ち。デビューから7連勝(6KO)をマークした。

宇津木のワンツーが2回に炸裂した

 平成国際大出身でアマ81勝27敗の宇津木に対し、一発のある酒井は初回に右ストレート、左フックで迫った。しかし「酒井選手が思ったより前に出てこなかった」という宇津木は冷静に上下に打ち分け、右を効かせて、ジャブのフェイントから左フックで最初のダウンを奪った。

 酒井は2回も思い切り振っていったが、宇津木が「体が自然に動いた」というワンツーをきれいに決め酒井をキャンバスへ。主審がノーカウントで試合を止めた。

会心の勝利だった宇津木

 宇津木は7勝6KO。酒井は9勝6KO3敗3分。宇津木は前世界王者、伊藤雅雪(横浜光)との対戦が12月に決まっている同門の三代大訓とスパーリングを重ねた。アマチュア時代は同級生の三代より立場が上だっただけに、「追いつきたいですね。強い選手と早くやって名前を上げたい。ベルトがほしいですから。自信はあります」と頼もしかった。

中井(右)は接近戦で内藤に勝利

◇ライト級5回戦(Dangan賞金マッチ)
中井龍(角海老宝石)[3-0(48-47、49-46×2)]内藤未来(E&Jカシアス)
 昨年B級デビューした中井と元東洋ミドル級王者のカシアス内藤会長を父に、現OPBF・S・ライト級王者の内藤律樹を兄に持つ内藤のサウスポー対決。中井は2回から接近戦に舵を切り、右ボディ、ショートアッパーをコツコツと打ち込んでペースを掌握。内藤はボディ打ちで対抗するシーンもあったが、最後まで接近戦に対応できなかった。中井は2勝1KO1分。内藤は8勝3KO2敗。

三尾谷(右)は最後まで主導権を手放さなかった

◇S・バンタム級6回戦(Dangan-B級トーナメント)
三尾谷昂希(帝拳)[3-0(58-56、59-55、60-54)]濱口大樹(ワタナベ)
 スピードのあるサウスポー三尾谷が左カウンターを突き刺して試合を進めた。濱口は前に出て右ストレートをボディ、顔面に狙ったが、最後まで三尾谷をつかまえることはできなかった。三尾谷は8勝2KO1敗2分。濱口は4勝2KO5敗。

◇女子アトム級6回戦
樽井捺月(山木)[2-1(58-56、56-58、59-55)]瀬川紗代(ワタナベ)

◇フライ級4回戦
山内寛太(DANGAN AOKI)[TKO3回2分15秒]小松楓芽(厚木ワタナベ)

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