10月MVPは尾川堅一 世界ランカー対決制す
比嘉大吾とドローの堤聖也が敢闘賞
2020年11月7日 17時44分
2020年11月7日 12時27分
WBO世界フライ級チャンピオンになった中谷潤人(M.T)が試合から一夜明けた7日、神奈川県相模原市のジムでリモート会見を開き、戴冠の喜びを語った。
中谷は6日、後楽園ホールでランキング1位のジーメル・マグラモ(フィリピン)に8回KO勝ち。令和初の日本人男子世界チャンピオンになった。前夜は4時間程度しか寝ていないという新王者は「祝福されてだんだん実感がわいてきた」とはにかんだ笑みを浮かべた。
前夜の試合を振り返り、「ポイントを取れてるという感覚はあまりなかった」というのは意外だったが、「リングの中心で戦う」というテーマを実行できて自信は得た。
中谷は中学卒業後に単身渡米して世界チャンピオンを目指してきた。このころから中谷を見続けているアメリカ在住の岡辺大介トレーナーは「リングの真ん中で戦うという指示通り。途中からは距離を取った方がはまったという感じ。安心して見ていられた」と納得の表情だった。
今後の目標を問われると、「僕は防衛に価値を見いだしているので、がんばって防衛できるような選手になっていきたい」と長期防衛を希望。やってみたい選手して2位にランクされている元WBO・L・フライ級王者アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)の名前を挙げた。
コロナ禍が長引く状況で先の見通しは立たないが、今後は1週間程度で徐々に体を動かしはじめ、いつ試合が決まってもいいように準備を進めていく。当初は4月に試合が決まり、1年近く緊張を強いられ続けた22歳は「釣りとか少しゆっくりしたいと思います」としばし休養に入る。
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