12.12ラスベガス登場の中谷正義 帝拳ジム移籍完了
現4冠王者 ロペス戦以来のチャンスに弾み
2020年12月3日 22時19分
2020年12月3日 20時55分
日本ミニマム級王座決定戦が3日、後楽園ホール「DANGAN237」のメインイベントで行われ、同級1位の谷口将隆(ワタナベ)が同3位の佐宗緋月(T&T)に10回37秒TKO勝ち。2018年に獲得したWBOアジアパシフィック王座に続き2本目のベルトを獲得した。
世界タイトル挑戦経験がありWBO3位にランクされるサウスポー谷口がセコンドに同門の世界王者、京口紘人を従えて登場。タイトル初挑戦の佐宗を迎えた。
スピードとパワーで上回る谷口が初回から圧力をかけていった。左ボディにストレートを浴びせると、佐宗がバランスを崩して尻餅をつくダウン。谷口は2回も左を上下に打ち分け、佐宗を追い込んでいった。
佐宗は近づいてボディ、右フックに活路を見いだそうとするが、スピードの差を埋めることができない。圧勝ペースの谷口はボディにパンチを打ち込んで相手にダメージを与えていった。5回終了時の採点は50-44×3で谷口がリードした。
逆転を狙う佐宗は後半、前に出て勝負をかけていくが、谷口は足を使ったり、クリンチで止めたり、佐宗の動きに冷静に対処。無理に倒しにいこうとせず、コツコツとパンチを当てて着実にポイントを獲得していく。佐宗は9回に連打で谷口に迫ったものの、10回に谷口が連打したところでストップとなった。
元龍谷大学ボクシング部主将の谷口は17年4月、小西伶弥(真正)との王座決定戦に敗れており、2度目の挑戦で日本タイトルを手にした。戦績は13勝8KO3敗。佐宗は12勝4KO7敗2分。
谷口の話「5ラウンドくらいで同じ展開が続いてどう変えようかと思った。後半、足を使ったら向こうがやりにくそうだった。今回は試合前にいろいろあったけど、京口がセコンドについてくれたのはめちゃめちゃ心強かった。日本タイトルはほんとにほしかったですね。一般の人にWBOアジアと言っても『ん?』って感じですから。今後は体重とタイミングで決まった試合を勝ち続ければ先が見えてくると思う」
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